ご利用者様にとって、食事は生きるための源であり楽しみでもあります。郷土食を始めたきっかけは、食を通じてご利用者様に“楽しみ”や“懐かしさ”を感じていただきたいという想いからでした。平成27年7月に第1回目がスタートし、今年の1月には43回目を迎えました。各フロアの壁には大きな日本地図が掲示してあり、今まで開催した都道府県には色を塗って、食事の写真とお品書きを添えています。

四季の里郷土食ラリー

日本各地には様々な郷土料理が存在しますが、その特徴を残しつつ、ご高齢なご利用者様に合わせた料理を提供するのにはとても苦労しました。しかし、利用者様の笑顔と「おいしい」の一言が私たちの原動力となっています。
郷土食の中には「また食べたい」というリクエストをいただくものもあり、通常の献立に加えたメニューもいくつかあります。また、郷土食をきっかけに各地の名所や郷土食の由来などが話題となり、ご利用者様とお話しする機会が増えました。
今後もご利用者様のニーズに沿ったサービスが提供できるよう、そして皆さまの笑顔がまた見られるよう精進致します。

愛知県の郷土食「ひつまぶし」

愛知県の郷土食「ひつまぶし」

長崎県の郷土食「ちゃんぽん」

和歌山県の郷土食「かきまぶり」

栃木県の郷土食「宇都宮やきそば」

栃木県の郷土食「宇都宮やきそば」